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雑草だらけの庭を「手入れ不要の楽園」に変えるまでの全記録と費用のすべて

#外構#失敗談#費用
雑草だらけの庭を「手入れ不要の楽園」に変えるまでの全記録と費用のすべて
画像出典: www.wise-nagoya.jp

はじめに:毎週末、草むしりに消えた休日

引っ越してきたばかりの頃は、庭がある生活にワクワクしていました。

「花を植えよう」「家庭菜園もやりたいな」

でもその夢は、最初の夏で打ち砕かれました。

雑草です。

抜いても抜いても、1週間後には元通り。梅雨の時期なんて、3日もすれば膝丈まで伸びている。日曜の朝、草むしりのために汗だくになっている自分を見て、妻がポツリと言いました。

「……この庭、いらなくない?」

その言葉がきっかけで、私は「二度と草むしりをしなくていい庭」を本気で作ることを決意しました。

今日は、その全プロセスと費用をすべて公開します。


検討した4つの方法

業者への相談やネットでの情報収集を経て、候補に残ったのは4つの方法でした。

① 防草シート+砂利

最もコストが低い方法です。防草シートで地面を覆い、その上に砂利を敷く。施工費の目安は1㎡あたり3,000〜5,000円程度。

メリットは安さと手軽さ。DIYでも可能です。デメリットは、見た目がやや「殺風景」になりやすいことと、数年でシートが劣化して隙間から雑草が生えてくる場合があること。また、砂利の上を歩くとジャリジャリ音がするので、防犯にはなるものの、気になる人には不向きです。

② 土間コンクリート

庭の全面をコンクリートで覆ってしまう方法。雑草対策としては最強です。施工費の目安は1㎡あたり8,000〜12,000円。

メリットは圧倒的な耐久性と、掃除のしやすさ。デメリットは見た目が無機質になることと、夏場の照り返しがきついこと。庭の「温かみ」は完全に失われます。

③ 人工芝

防草シートの上に人工芝を敷く方法。見た目は一年中「緑の芝生」で、手入れはほぼ不要。施工費の目安は1㎡あたり8,000〜13,000円。

メリットは見た目の良さと、子どもやペットが遊べるクッション性。デメリットは初期費用が高いことと、8〜10年で張り替えが必要になること。

④ スタンプコンクリート

コンクリートに石畳や木目などの模様を型押しする方法。見た目はオシャレで、雑草対策としても優秀。施工費の目安は1㎡あたり12,000〜18,000円。

メリットはデザイン性の高さ。デメリットはコストの高さと、経年で型押し模様が薄れてくる場合があること。


私が選んだ組み合わせ

悩んだ末に選んだのは、エリア分けによる組み合わせ施工でした。

庭全体の面積は約40㎡。これを3つのエリアに分けました。

メインの庭スペース(約20㎡)→ 人工芝。子どもが遊ぶスペースとして、見た目と安全性を重視。

建物の裏側・通路(約12㎡)→ 防草シート+砂利。人目につかない場所はコストを抑えて実用性重視。

テラス前のアプローチ(約8㎡)→ 土間コンクリート。テーブルやイスを置くスペースとして、平らで掃除しやすい素材を選択。


リアルな費用内訳を公開

業者から届いた見積もりの内訳は以下の通りでした。

人工芝エリア(20㎡) 既存の土の漉き取り・整地:40,000円、防草シート敷設:20,000円、人工芝(材料費+施工費):200,000円。小計260,000円。

防草シート+砂利エリア(12㎡) 整地:15,000円、防草シート:12,000円、砂利(材料費+施工費):30,000円。小計57,000円。

土間コンクリートエリア(8㎡) 土の漉き取り・残土処分:25,000円、砕石敷き・転圧:15,000円、ワイヤーメッシュ+コンクリート打設:80,000円。小計120,000円。

諸経費 重機回送費:15,000円、養生費:10,000円、現場管理費:20,000円。小計45,000円。

総額:482,000円(税込約53万円)

正直、安い買い物ではありません。

でもこの金額を「10年間の草むしりからの解放」と考えたら、年間約5万円。月々に換算すると約4,000円です。

毎週末の数時間と、腰痛と、イライラと、除草剤の費用を考えれば、十分に元が取れると判断しました。


施工の様子

工事は2日間で完了しました。

初日は既存の雑草と土の漉き取り、整地、砕石の転圧。2日目にコンクリート打設、防草シート敷設、砂利入れ、人工芝の施工。

職人さん3人が手際よく作業してくれて、見違えるような庭に変わっていくのを見るのは感動的でした。

施工中に驚いたのは、下地処理の丁寧さ。雑草の根を徹底的に除去し、地面をきっちり転圧(踏み固め)してから防草シートを敷く。ここを手抜きすると、数年で人工芝の下から雑草が突き破ってくるそうです。

プロの仕事を間近で見て、「これはDIYでは無理だったな」と実感しました。


ビフォーアフター:生活がこう変わった

Before: 週末は草むしりで2〜3時間消滅。庭に出るのが苦痛。洗濯物を干すためだけに庭に出る。雨上がりは泥だらけ。虫が多くて窓を開けるのも躊躇する。

After: 草むしりゼロ。朝、人工芝の上にアウトドアチェアを出してコーヒーを飲む。子どもが裸足で走り回る。コンクリートスペースにテーブルを出して、天気の良い日はランチを庭で食べる。

大げさではなく、庭に対する感情が180度変わりました

「庭=面倒なもの」から「庭=暮らしを楽しむ場所」へ。

妻も「やってよかったね」と笑っています。あのとき「この庭、いらなくない?」と言っていた妻が、今では一番庭を活用しています。


おわりに

雑草との戦いは、精神的にも体力的にも消耗します。そしてそれは、何もしなければ一生続きます。

「いつかやろう」と思っているうちに、また今年も夏が来て、また草むしりに追われる。その悪循環を断ち切るには、思い切ってプロに相談するのが一番の近道です。

まずは自分の庭の面積を測って、どんな施工が可能か、いくらくらいかかるかを業者に聞いてみてください。複数の業者に見積もりを取れば、方法も価格も比較できます。

「手入れ不要の楽園」は、思ったより手の届くところにあるかもしれませんよ。


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きむ

この記事を執筆・監修した人:きむ

外構・エクステリア専門家 / 業界歴10年以上

関東エリアを中心に、累計500件以上の外構工事のアドバイス・現場監修を実施。 「業者選びで失敗してほしくない」という思いから、原価のカラクリや見積もりのチェックポイント、本当に長持ちする素材の選び方などを客観的かつプロの目線で発信しています。